こんにちは、Tamappeです。
今日は有給を取得して税務署まで足を運んで去年分の確定申告のやり方について相談しに行きました。
コロナ禍によって確定申告は4月まで延長されたり、e-Taxという電子申告ができるようになったりと非常に融通が効くようになったみたいです。
サラリーマンの確定申告
サラリーマンをしている場合は基本は確定申告は不要なので必要がありません。
これまではサラリーマンで副業をせず、年末に会社で年末調整をおこなっていたら原則確定申告は不要なのでこれまで確定申告を行ったことがありませんでした。
そのため、今年が初めての確定申告でした。
今回、確定申告をしたくなったのは還付金が発生する事案が生じたからです。
それは去年にiDeCoという個人型の年金の運用を開始したからです。
サラリーマンのiDeCoの有用性はこちらの記事が参考になります。記事自体は投資の運用については満点の内容です。
ネットで簡単に調べたところ、サラリーマンでふるさと納税だけの場合はふるさと納税制度の「ワンストップ特例制度」を利用するだけで確定申告は不要ですが、それにプラスしてiDeCoもとなると確定申告が必要になるみたいな情報がありました。
確定申告を行う場合は、ふるさと納税の「ワンストップ特例制度」が取り消されます。そのため、ふるさと納税とiDeCoを併合するとなると確定申告が必要になりそうだと判断しました。(*1)
そのため、ネットの情報をひたすら集めて確定申告の方法についてリサーチしていました。
結局あまり分かりませんでしたので、税務署に相談しに行こうとなった次第です。
確定申告の相談について
ラインから事前予約
コロナ禍において、大まかには以下の流れで税務署への相談日を予約できます。
これらは当日に行うことができず、事前に予約が必要になります。
- ラインから「国税庁」に友達申請する
- ラインの国税庁から相談日を申し込む
ラインでの雰囲気
相談については下のメニューの「相談を申し込む」をタップすると、botが対応してくれます。
相談すると税務署と日時を選択すれば予約が完了します。
予約が完了したあとにキャンセルすることもできますので、気楽に予約できます。
当日行ったこと
実際に今日行ったこと。
- 必要書類を準備する
- 税務署に行き、相談内容を話す
- スマホからe-Taxで確定申告を行う
必要書類の準備
サラリーマンの場合に必要になる書類は以下の通りです。
- 去年分の源泉徴収票
- 寄付金受領証明書 (ふるさと納税でワンストップ特例を使わない場合)
- 小規模企業共済等掛金払込証明書 (iDeCoで年末調整を使わない場合)
- 本人が確認できるもの (マイナンバー等)
e-Taxで確定申告を行う場合に必要なもの
- スマホ (カメラが正常に動くもの)
なお、印鑑 (実印) が必要ないのは意外でした。e-Taxのケースもありえるからでしょうね。
寄付金受領証明書はふるさと納税で「ワンストップ特例を利用しない」を選択したら郵送されてくる証明書の事です。
小規模企業共済等掛金払込証明書は、開始月が12月以外なら年末に郵送されてくるハガキサイズのものになります。12月なら1月か2月頃に郵送されるそうです。
これは間違えて捨てると証明できなくなりますので捨ててはいけません。
税務署に行き、相談内容を話す
必要書類を準備したら、税務署に向かいます。
ラインで予約した時刻に勝手に入場できるかと思いましたが、スタッフに確認したところ「入場整理券」が必要だったみたいでスタッフから入場整理券を受け取りました。
そのため、実際に相談するためには
- ラインで事前予約がしたことがわかる画面
- 入場整理券
の2点が必要でした。
スマホからe-Taxで確定申告を行う
税務署に入場できたらスタッフに相談内容を伝えると、必要な場所へ誘導してくれました。
僕の場合は事前に申告できるレベルの必要書類の準備をしていたので、それを伝えると別のスタッフに誘導されてそのままスマホを元にしてe-Taxでの電子申告を一緒にして頂きました。
あくまで相談として足を運んだだけですが、どの種類の紙に記入して提出すればいいのかを確認できれば目的は達成だったので、確定申告まで一緒に面倒を見てくれるとは思ってもいませんでした。
e-Taxの場合は、スマホ税務署に申告用書類のQRコードが用意されていますので、それをスキャンするとe-Taxの開始リンクまで飛ぶことができます。
税務署の壁に貼られていた紙
iPhone用の手順書
Android 用の手順書
e-Taxまでの流れ
こんなものが税務署に用意されていました。ちゃんと相談の予約を取れば、この紙を見ながらではなくスタッフの指示を受けながら記入していけばいい流れですので戸惑うことがありませんでした。
そのため、ちゃんとスタッフの指示通りにすればサラリーマンの確定申告ぐらいならなんとかなりますね。
ちなみにコロナ禍ではなくても、個人規模の簡単な申請なら確定申告の時期にスタッフに相談すればちゃんと教えてくれるはずです。それが税務署のスタッフの仕事なので。(必要な書類が揃っていれば真摯に指導してくれるはず)
なので、僕は税務署は無料の税理士事務所と思っています。
ということで、本日は今年の確定申告をe-Taxで済ませたよ、という話でした。
それでは、バイバイ。
備考
(*1) 実は、あとでiDeCoも会社の年末調整の対象に含まれていたらしく、その年末調整の書類として提出すれば確定申告が不要になることを会社の総務の方から聞きましたが年末調整が終わった後でしたので間に合いませんでした。
なので、また来年は確定申告はしないと思います。