こんにちは、Tamappeです。
2019年から3年間勤めてきたレアジョブを辞めて、今年4月からヤフーに転職する事になりました。
4/1にオンライン入社式を参加しました。
ヤフーのトップページ

先月は前職の退職手続きと今回の入社手続きでかなりドタバタしていました。
ヤフーは基本リモートワークを前提にした会社ということで「オフィス出社(物理出社)」がない会社です。
入社までに要する手続きはメールのみとオンラインでのやり取りが基本でした。不明な点がある場合は、電話することもできました。
そのため、一番心配だった入社手続きで何か失敗していないか、それが3月の一番の心配事でした。
入社できないとそもそも退職しちゃっただけになりますしね!
(この記事は今回の転職するに至った経緯について執筆していますが、何かしらの問題が派生した時は削除するつもりです。)
転職に至ったきっかけ
要因を挙げると次の要素が理由に挙げられます。
- 35歳定年説
- 組織体制の変化
- キャリアの棚卸し
- 新規事業リリースの達成感
1. 35歳定年説
僕は今年で35歳になりますので、ちょうどこの「35歳定年説」に該当する年齢になります。
この35歳定年説は嘘か真か分かりませんが、20代の頃から気になるトピックでした。つまり、35歳からは会社間を移動することが難しくなるんだろうなと漠然と感じていました。
また、去年からVoicyアプリで音声のインプットすることが増えました。最近視聴する頻度が増えたVoicyのパーソナルスピーカーのたいろーさんの音声を聞いてますが、たいろーさんもこのトピックについて挙げられていました。
これが本当かどうか、自分の人生を使って検証してやろうと思ったのがきっかけの一つになります。
2. 組織体制の変化
前職がレアジョブで、今月に発表されましたがエンジニア組織の強化のために「株式会社レアジョブテクノロジーズ」が設立されました。いわゆる分社化というものです。
レアテクはエンジニアやデザイナーを絶賛募集中です。
分社化に反対だったのかというと、そうでもありません。むしろ、分社化は賛成派でした。エンジニアから見た分社化の影響は、所属会社が変わるために「転籍」扱いになります。簡単に言えば、レアジョブ所属のエンジニアからレアジョブテクノロジーズ所属のエンジニアに名乗り方が変わります。
分社化の影響は他にもあります。
- 評価体制の変更
- 給与体系の変更
- 役職の変更
などがあります(ありました)。
基本スタンスはエンジニアに有利になりました。ただ、他社の分社化もこのようにエンジニアにとって有利になるかどうかはその会社次第だというのが大きいと思います。
こういった分社化に至るまでの経緯を間近で見れたのは、人生の財産になりました。
3. キャリアの棚卸し
分社化で所属会社が切り替わるということで、このタイミングで自分の経歴の棚卸しをするきっかけになってしまいました。
先ほどの35歳定年説がここでも絡んできます。
前職の基本業務はiOSアプリの新機能の開発や運用の整備がメインでSwiftを使っていましたが、去年の夏頃から新規アプリの開発のためにFlutter/Dartを使い始めました。いわゆる今人気のFlutterエンジニアにキャリアチェンジしていました。
新規のアプリ開発でリリースするまでめちゃくちゃ忙しかったので、当時はキャリアチェンジの実感はありませんでしたが、結果的にこのタイミングで業務内容が切り替わっていますね。
去年の秋頃に今のヤフーさんからお声を掛けていただいていましたが、その頃は開発が終盤に差し掛かっていて、めちゃくちゃ忙しかったので軽くスルーしていました。正直にいうと、これまでの経歴においてこういった大企業で社員として働いた経験がありませんでしたので、こういった大きな会社に縁ができるとは1ミリも思っていませんでした。いわゆる大企業コンプレックスというものです。
今回のヤフーへの転職で経歴的には
(法人を持った)フリーランス → 一部上場企業(社員数百名規模) → 大企業
と、大から小まで会社規模を経験することになりました。それぞれの会社の規模での経験を得たかったので、今回は大企業に行くことに決めました。(これまで大企業に入ったことがなかったからこそ、実際には不安しかありませんが。)
新規事業アプリのリリースの達成感
そして、これです。
先ほど出てきたFlutterでの新規事業のアプリが無事にリリースできたこともあって、緊張の糸が切れました。また、2月にツイッターでそのアプリが好評だそうでバズってくれました。(バズったのは私一人の成果ではありません)
めちゃくちゃオススメ。英語スピーキング力を無料で測定できるPROGOSを受験してみました。ヨーロッパで働いていても必要だと感じるプレゼンテーション力を測定できたり、対話形式の問題など。Versantに比べて、リアルなスピーキング力が測定できる印象です。無料なのでぜひ。https://t.co/BZHN7v2kpF pic.twitter.com/R4cbZHTIEB
— イチ@英語 (@IchiShiogao) February 11, 2022
無料アプリということもありますが、(エンジニア層とは関係ない)一部の層にこれだけ話題にしていただけたことで達成感を感じてしまいました。
アプリのプロジェクト的にも3月頃に開発がちょうど落ち着いたので、開発を離れるタイミング的にはちょうど良いかなと感じてしまったことが大きいです。
ヤフーに決めた要因
こういった様々な理由が重なり、前職を抜ける事に決めました。
ちなみに前職は全く嫌だったわけではなく、内定が出るまで辞めるつもりは全くありませんでした。その前に選考で落ちると思い込んでいましたので、内定が出る想定は1ミリも考えていませんでした。なので、2月、3月はゴタゴタしていました。
ヤフーではiOSアプリエンジニアとして入社しますが特定のアプリを担当するわけではなく基盤部分を担当するみたいです。なので、Flutterと全く関係ありません。ですが、基盤部分はこれまでのキャリアでは経験したことがない業務なので、これも一つの縁ではないかということでポジティブに捉えています。
ヤフーに決めた理由は以下の通りです。
- 業務はリモートワーク前提
- ワークライフバランス重視の会社
- 人間関係が良さそう
業務はリモートワーク前提
僕はリモートワークにそこまでこだわっているわけではありませんが、前職ではネット速度やセキュリティ的にリモートワーク上で開発が辛くなるシーンが時々ありました。
コロナ禍になってリモートワークが増えてから自分が知らないだけで開発面で他にもっと効率的なやり方があるんじゃないか、と何度も自分探しをしていました。
リモートワークが導入されてから以下の3つのポイントの運用で困ることが増えました。
- 仕様の認識合わせ
- ドキュメント整備
- 品質管理 (QA)
リモートワーク前提の会社ではこれらのポイントをどのような運用でカバーしているのか、その仕組みを知りたいのが理由の一つです。
ワークライフバランス重視の会社
今回は特にワークライフバランスを重視していました。
ネットの情報を調べている限りにおいては(とは言ってもYouTubeの動画などですが)、ヤフーはそこはバランスが取れてそうなイメージがありました。
終わりに
さて今後どうなるかはわかりませんが、しばらくガムシャラに頑張るつもりです。
それでは、バイバイ!