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2020年のエンジニア的アウトプットの振り返り

2020年の振り返り

こんにちは、Tamappeです。

今年もわずか2週間を切りましたので、今年1年を振り返りたいと思います。今年は本当に色々なイベントがあって、ゲームチェンジャーな事がありましたね。

今日で2018年夏頃に購入したMBPさんが僕の手元から離れていきました。Apple Trade Inでヤマトさんにお渡ししました。今年の8月ぐらいからApple Trade Inのシステムが変わったみたいです。

4月ごろにiPhone SE(第2世代)でApple Trade Inを使った時は集荷用の段ボール箱が別で届いて自分で梱包して集荷しないといけませんでした。

それが今のシステムでは箱やバッテリーなどの同封物は必要なくて本体のみをお渡しすればオールOKでした。

なんて簡単なんだ。ただ、箱は要らないから一緒に持って回収して欲しかった・・・。

今日からM1のMacBookAirでこの記事を執筆しています。

 

Flutterの学習開始

毎年1年間に1つのテーマをガッツリ学習する習慣をつけていたので、今年はFlutterを学習するようになった。出会う人からよく「流行っているから勉強したんですよね?」と言われるが、違います。今年はReact/VueとFlutterで迷う年だった。

決め手は、マーケティング的な物でReactとFlutterで

「どっちが今の自分のスキルとのシナジーに合っているか」

そして

「今ならどちらがその分野の上位層まで食い込めるか」

を考えると必然的にFlutterになった。

これまでは

2013・2014年: Objective-C

2015年: Swift / Android (Java)

2016年:Unity, Photoshop(デザイン)

2017年: 確かRuby / Rails

2018年: Python / Jupter notebook

2019年: 何もなし、あえて言えば、英語

2020年: Flutter

と色々な分野に手を出してきました。

2016年ごろのUnity / Photoshop は確かクスールというプログラミングスクールで講座があったので、それに申し込んだのがキッカケでした。

プログラマを志すなら誰でもゲーム開発に興味を持つだろうと思うが、僕も例に漏れずゲーム系のお仕事をやってみたい欲求があったので試しに講座に申し込んだのでした。

結果としては自分に適性がないことが講座を受けて分かったのでゲーム開発の道は切りました。理由は人生の仕事にゲーム開発を選ぶのは時間が足りないという事実に気づいたから。

一度ゲーム開発のデバッグをしたら夢中になる傾向があって、気づいたら朝の4時になっていた事が多々あった。そういう事が連続で続くのは体力が持たないわと思ったのでした。

それはさておき、今年はFlutter / Dart と決めてその学習記録をブログに残していくことにしたのがこのブログのテーマです。2020年1月から記録を残しているので、それを読むとFlutter / Dartの知識がゼロの状態からどうやってその分野の勉強をしたのかというアプローチが分かると思う。

そうは言っても、基本そんな続かないだろうと予想していたのでSNSに公開するといったことはおおっぴらにはしなかったのでした。

コロナと緊急事態宣言とリモートワーク

コロナウイルスが流行したことで日本の労働環境は10年早くなったと言われている。リモートワークの導入からハンコ文化の撤廃、さらにはZOOMによるリモート会議によって日本の伝統的な文化がどんどん崩れていった感。

4月頃はテレワークなんて言われていたけど、今では完全にリモートワークという言葉が根付いた感じですね。

iOSDC 初登壇

今年はLT枠でiOSDCに登壇することを果たせました。後述する商業雑誌執筆とも日程が被った影響で8月からフルパワーで本業並に働いた感があります。8月から10月までアフターの時間は休憩した記憶がありません。

FlutterをテーマにしたLTにした理由はiOS界隈のFlutterの注目度を確認したかったからというのが大きいです。正直、来年の年末ぐらいにはいろんな企業でFlutterを導入する事案がかなり増えてると思ってます。

登壇資料があるリンクはこちらになります。

iOSDC 2020にLT登壇してきた話と後日談を書きます

これは完全に個人的な考えなのですが、そのホットな技術がその業界に成熟するまでってどうしても時間がかかります。バッファを考慮すると3年くらいの時間が必要って感じです。

Flutterの登場は2018年よりもっと前だと思いますが、Android界隈でかなり注目を浴びたのは2018年。2018年を基準に考えると2019年で一部の最先端を走っているiOSエンジニアが使い始めそこから2年間を刻をえて業界に普及するんですね。

僕の場合はたまたま当時はAndroidアプリエンジニアとして活動しているときにFlutterに出会いました。オラクルとのJava論争でなんとなくGoogleが将来Androidを捨てるだろう情報は得ていましたので、GoogleがFlutterに本気を出している理由は存じておりました。

このままGoogleがAndroidを攻めてもモバイルアプリとしてはやっぱりiOSアプリには勝てないだろうから。

(気持ちGoogleの新OSの発表を待ち遠しく思っています。もう3年ぐらい待ってます)

多分、iOSDC登壇だけだったらそんなに辛くはなかった。

商業雑誌の執筆

今年で一番成果があったのはこの雑誌執筆だったと思う。人生ベースで考えるとかなり大きなアウトプットだと思っている。

Software Design 2020年11月号にFlutterの特集記事を寄稿しました!

それぐらいFlutterがホットなトピックになったんだなと実感する。

Flutterについては来年以降でコンテンツ化を考えていましたが、1年くらい早巻で実現した気分です。本当は来年あたりにMENTAなどでFlutterを教えるような情報発信をしていたつもりでしたが今年にそれが実現した。

この経験を得て編集者とのやりとりの仕方や出版社との繋がりができたことは非常にプラスだと思ってる。何より、商業誌に載せられる文章の書き方や校正の仕方が分かったのは何より大きい。

M1 Macbookの登場

業界的にはゲームチェンジャーのPCになりました。

インテルのCPUからApple独自に開発したチップを採用したマシン。正直、今年はiPhoneSEだったりiPad Pro+Magic Keyboardなどを購入したので新しいPCは購入する予定は微塵もありませんでした(笑)。

それでもM1ならかなり早いらしいし、よく考えれば自分の手持ちのMacも今年で3年目なのでそろそろ黄色信号なんですよね。

ここしらばく続いた好景気ならこのマシンだと最低スペックでも20万円からの販売にしたであろうM1Macが10万円ちょっとで購入できるのでこのタイミングで交換しました。

Macの予算は3年で計上しているので年間ベースだと年4万円負担みたいな感じです。今、思い返せば一括ではなくてローンにして分割払いにしとけばよかったなと少し反省。

総括

個人的に特段予定がなければ今年は2日に1回のペースでブログを更新していく覚悟をしていました。結果的には8月ぐらいからペースが崩れて全然記事が書けませんでした。

記事数
1月 11
2月 14
3月 15
4月 14
5月 17
6月 13
7月 6
8月 8
9月 6
10月 9
11月 6
12月 3
合計 122

ということでギリギリ120記事を超えてました。

目標は180記事でその目標からはほぼ遠ざかっているのが悔しいけど、iOSDCや雑誌執筆という行事があったから仕方がない。

逆に言えば、年の最初の半年は大きなイベントが少ないから大量の記事を執筆できるということなのかもしれない。

今年は情報発信1年目でブログ運営に挫折せずに12月までブログを更新し続けることができた。

それが今年の大きな成果だったと思う。

来年は挫折しないことが前提でアウトプットの質を向上させていきたい。

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tamappe
都内で働くiOSアプリエンジニアのTamappeです。 当ブログではモバイルアプリの開発手法について紹介しています。メインはiOS、サブでFlutter, Android も対応できます。 執筆・講演のご相談は tamapppe@gmail.com までお問い合わせください。